こんにちは!
女性不動産アドバイザーの土屋麻衣子です。
最近増えてきている「DIY可能」な賃貸物件。
賃貸でも、自分らしい部屋に住みたい、というニーズを捉え、20代、30代を中心に人気が出ています。
自分好みの空間に仕上げることができる上、築年数が古い物件のため、賃料は相場より安め。
さらに、賃貸物件につきものの、「原状回復義務」がないのも嬉しいポイント。
昨年は、国土交通省から、DIY型賃貸に関する契約書式例やガイドブックが公表されました。
借主・貸主双方にとって、取り組みやすいように整備が進んでいます。
でも、「DIYに興味はあるけど、自分がやるとなると・・・」と思う方も少なくないようです。
そんな方のために、DIYへのハードルを下げるための、様々な施策が出てきているので、ご紹介しましょう。
何となくイメージはあるけれど、どういう風に施工したらいいのか分からない
大阪府住宅供給公社では、DIY型賃貸住宅の申込者に、DIYインストラクターを派遣。
DIY初心者であっても、理想に近い形を実現することができます。
フルでDIYをすると、費用が100万単位でかかるから、負担できない
基本的に、DIYの費用は借主が負担するものです。
でも、中には、費用を貸主も負担してくれる物件も。
そんな物件を発掘できたら、ラッキーですね!
DIYの施工中、住んでいないのに賃料が発生するのは、負担が重い
URのDIY型賃貸では、3か月間賃料が無料になるフリーレントを実施。
プランニングから施工まで焦らず行うことができるので、より満足度の高い住まいに仕上がりそうですね。
その他、キッチン、浴室、洗面台などの水回りは貸主がリニューアルしてくれて、壁などをカスタマイズできる物件など、一口に「DIY」と言っても、様々なタイプがあります。
借主・貸主双方にメリットがある「DIY型賃貸」、今後も増えていきそうですね!